**かべのなかにいる**

 
 

中野>ネタがないですねー。こう、読者さんとかがネタ提供とかしてくれると飛び上がって喜ぶんですけどねー。 
 

ドロシー>そもそも提供されるほど読者がいない。 
 
 

中野>じゃあネタを提供してくれる読者が増えるように面白い記事を書かないといけないですね!さあネタを探そう! 
 
 
 
 

中野>あれ? 
 
 
 
 
 

中野>さてさて、今日のニュースなんですが……今回は敢えて紹介しないで内容に触れさせて頂こうと思います。 
 

ドロシー>何それ。若干元ネタ記事の人に失礼な気がするけれど。 
 

中野>まあ理由は後で言いますので。凄く端的に要約すると「無意味で無闇矢鱈な悪口があるせいでブログを止めさせられる人が多い」的な感じの話……だったと思うんですが。 
 

中野>正直な話で言わせてもらえれば、ちょっと羨ましいなーと思っちゃいまして。 
 

蛍>悪口食らう人が羨ましいとかとんだドMですねプロデューサーさんは! 
 

中野>誰もプロデュースしてないですし蛍さんがアイドルだったら早々に事務所辞めて「極悪メイドル蛍さんの実態!」とか暴露本出した方が儲かると思いますね! 
 

中野>もとい。いやまあちょっとした僻みみたいなところもあるのかもしれませんが、悪口食らうぐらいまで人様から見てもらえるなんて羨ましいじゃないですか。有名税なんて言うつもりじゃないですけど、ウチのブログじゃどうあがいたってもう無理な話ですしねえ。というか、大分自分の立場では想像できない問題なのではっきり言うと「ははあ……まあ僕には関係のない話ですわな」って思っちゃったんですよねえ。なので、関係のない僕という立場を考えて敢えて今回は記事を紹介しないのです。いや立場とか関係なく普通のニュース記事として紹介すれば良いのかもしれませんが、内容的にどうしても「一人のブロガーとして、同じ境遇を知る人間としての意見」みたいなものを言わなきゃいけなくなる気がするんですよ。でも僕はそんな立場に立った事なんて殆どないので失礼ながら責任の持てない外野からの発言にならざるを得ない訳でして…… 
 

ドロシー>同じブログ持ちとして立場が平等である、という訳ではないの? 
 

中野>うーん……確かにそりゃあそうですけど、そんなのは「天は人の上に人を作らず」的な綺麗事みたいなもんですし、実際問題として違うものは違うんじゃないですかねえ。具体的に例の記事を書いた方はそこそこ知名度があるし記事を書いて反応貰って、っていうサイクルが日常として存在しているんです。対して僕の方だと基本的には誰からもご意見ご感想なんてのは貰わないのが普通で、ごくたまに懇意にしてくださってる方からせいぜい二、三個ほどはてなスターを頂くのが精一杯なんです。 
 

蛍>いつも星をつけてる人に対して何たる失礼! 
 

中野>いやいやいやいやいやいや!そんな事はないです!その二、三個のお星様がなかったら精神衛生をダメにして今頃とっくに頭のおかしい発言繰り返してましたから! 
 

蛍>今でも十分頭のおかしい発言してますけどね! 
 

中野>(このメイド……自分にブーメランが刺さってるのに気付いてないのか……) 
 

中野>ただ、例外として一度だけホットエントリに入った時は若干良い境遇になった瞬間ではありましたね。確かにその際にも割と雑な誹謗はあった気はしますけど、それまで本当に反応がなかったせいで適当な言葉であっても馬鹿にならないぐらい嬉しかったんですよね。「バッカじゃねーの」とか言われたとしてもいやいや「その通りごもっともです申し訳ないwww」って照れながら返せちゃうぐらい楽しかったですねあの時は(遠い目。 
 

蛍>悪口食らって嬉しいとかとんだ以下略! 
 

中野>いや全くですよ。でもまあ人間って承認欲求こじらせるとそんな風になるみたいですね。リアルでもあまり認められてこなかった身分だと自負しているので、せめてネットでくらい存在を認めて欲しいなあなんて思ってるので結構重症っぽいかも。承認欲求のハードルが低すぎてただの存在証明にまでなりさがってます。なのでとにかくウチのブログにはあまり悪口を言わない!とか気にしなくても良いです、現状的には。ドンドン何か言ってください。というかまず最低限の望みとして 
 
コメントを書く 
 
 

中野>これ前提です。いや前提でありたい、と思っております。……まあ要は簡単な話「僕んちは未だ"反応の壁"を超えられていないのでノーコメントしか出来ないよね」というだけの話です。まずこの壁を越える事が一人のブロガーを名乗れる基準なのかもしれないですね。 
 

蛍>先生!先生!壁ならその向こうにもう一つ残ってますよ先生! 
 

中野>あー……所謂"悪口の壁"って奴ですねえ。悪口の事は悪口に詳しい悪口専門家の蛍さんからどうぞ。 
 

蛍>専門家とか格好良いですねー名乗ってみたいもんですねー。 
 

蛍>まず「悪口を言わない」というのは、当然ながら無理っちゃ無理な話なんですよね。ワタクシこと蛍さんの座右の名(仮)として「誹謗中傷は最も身近な娯楽」というのがあるんですが、ホントにもう楽しくて簡単なんだから早々止められる訳ないですよねー、と。 
 

蛍>ただ思うのが、ちゃんとした意見のある「批判」ならまだしも、センテンスも短いしボキャブラリも薄いしとにかく粗雑な「バッカじゃねーの」程度の誹謗中傷。あれは一体なんなんでしょうかねー?本気で相手を潰したいならもっと手の込んだ語彙をつかって相手の非を徹底的に晒し上げて世間様に顔向けできなくなるレベルでレッテルを焼きゴテで焼き付けるぐらいするはずなんですけど。個人的にはアレの正体が分かれば少しは書き手様も対応ないし心の持ち様を変えられるんじゃないかなーと思うので少し考えて行きたいですねー。 
 

はてぶのホットエントリーで賛否が分かれやすい刺激的な内容のエントリーのはてぶコメントで「なんだか気持ち悪い」とか「とにかく気持ち悪い」としかコメントしない人にイライラします。
エントリの内容を読んでいろいろ言いたいことがあるけどそれを言語化する能力がなく、そして中途半端だったり的はずれなコメントを書いて他者からツッコミされることを極端に恐れ、それでいてなお「みんなから共感されたい」「はてなスターいっぱいつけてほしい」というネット共感依存症のはてにとりあえず無難に不快感を表明できる「気持ち悪い」というコメントしか残さない人。上記の理由からあなた達こそ「心底気持ち悪い」ので他に言いたいことがないなら書き込みやめてくれませんか?

はてぶで「気持ち悪い」としかコメントしない人にイライラします

 
 
 

蛍>こういうご意見とか。 
 

中野>あー。ああいうのは多分ほぼ思考停止してるだけですよ。本当に「バッカじゃねーの」以上の意味を持たないし考えてないと思います。 
 

蛍>ええ、私も大方それで合ってるだろうってのは予想してはいますけどねー……では例えばその、薄っぺらい感情だけで「バッカじゃねーの」と言ってしまう環境というのは何処から起因するのかって話にしましょうか? 
 

蛍>私ことワタクシこと蛍さんが考えるに、きっとアレは"テレビ見てポテチ食いながら思った独り言"程度の物だと思うんです。ワイドショー見て誰が愛して誰が恋して誰が別れて誰が死んで誰が殺して……そんなどうでも良い事をどうでも良い目でボケーっと見て、何となく頭の中から排出された。そんな程度の言葉なんです、多分。だから別に誰かから更にコメントを貰うつもりもないですし誰かに聞かれるつもりもないのではないかと。ただの独り言なんですから。 
 

蛍>でも残念、ここはネットです。文字に書き起こした時点で独り言ではないのです。基本的にコメントを書く場はどこも公の場と言う事を念頭に入れなければなりません。 
 

中野>公の場!とまで言う必要はないんじゃないすかね?あくまで個人のブログとかですし。 
 

蛍>メンドクサイですねー。言い方を変えましょう。ネットにおけるコメントは常に相互監視されているのが通常です。貴方がソファーに寝そべって言ったつもりでも、実際は常に他の人間の耳元で語りかけているのと相違ないのですよー。ところがどうにも実際はその重要性を理解していない人が多すぎる様で困った物でして……物を書く際には常に誰かから何かを言われる可能性を考慮して書かなければならないのです。ただの読者なんだからそこまで大きな責任は問われないだろう!なんて考えもあるかもしれませんが、これはサイト持ちの様な立場でなくても、ただのコメント欄であっても適用されるんです。もう少し込み入った言い方をすると、正確な所だと発言をした人間はその時点からただの読者ではないんです。発言をしなかった読者はアクセスカウンターやページビューなどの数字上でしか認識できない"名無しの不特定多数"であるのに対し、何かしらでもコメントをつけた読者はその時点から"発言権を行使した個人"として認識されます。行使した以上はそこに発言の責任が伴うのは当然ですよね?だからこそ、てめーには口に出した責任があるんだからもっと考えて物言わねーと足すくってやるぞ、と。たとえ適当に頭の中を駆け巡った小便程度の感情であったとしても言葉として人様の目に触れる以上は屁理屈であっても論理と文脈を持って語れよ、と。 
 

蛍>逆に言わせて貰えば、仮にその場で取り繕った屁理屈であっても道理さえ通った風に見えて相手を納得させられるんだったら何言っても最悪問題はないんです。 
 

中野>中身のある罵倒にしよう!……ってのも酷い話な気もしますけどねえ。パッと見ではいっぱい語彙を利用して内容があるように見えても、その実ただの罵詈雑言じゃあなあ…… 
 

蛍>だからもちろん罵倒を並べ立てても理屈にはならないですからそこはしっかり考えて頂かないと。時たま見かける「三行以上使ってるけど全部内容のないネガコメ」とかありますが、ああいうのは完全に人を潰すためのコメントです。たまたま目に付いた記事をストレス解消の種にしようという訳ですねー。残念ながらブロガーはサンドバッグではありません、ストレス解消ならヨソを当たってください。 
 

蛍>最後に……悪口を言わない、というのは正味、綺麗事だとは思います。ですが、「出来る訳ないじゃん」と思考停止して諦めるよりは「まあ出来るだけ言わない方がマシ」程度でも念頭においておくべきだとは思います。悪口言わないとか無理無理www等と唾棄して何も行動しないよりは、行動する方がごく数ミクロンの希望も持てようという物です。やらなくて後悔するよりやって後悔する方が良い、ってコンバットナイフ持ったバックアップ宇宙人も言ってました! 
 

中野>その宇宙人は行動したおかげでカナダ辺りまで飛ばされたけどね……というか、それ言うんだったら蛍さんが一番悪口を言わないべきなんじゃないですか? 
 

蛍>私は諦めてるんじゃないんです!信じてるんです!悪口を言わないなんてもんじゃありません、つながり依存症の患者やネット上が公の場であると認識できない人間が増えていく様なこれからの時代はもっとえげつない悪意が容易に氾濫するだろうと心のそこから信じてるんですよ!だから私は私の信念と信条を持ってちゃんと動いてます!他の人と同じにしないで頂きたいですね! 
 

中野>引くわー……一々思想が全部ダークサイドに堕ちまくってて引くわー…… 
 
 
〜〜〜
 
 

クリス>当ブログでは皆様のご意見、ご感想等を募集しております。各記事のコメント欄以外にも、メールフォームによるご投稿やツイッターでもRTやリプライ等での反応、はてなブックマークはてなスターによるレスポンスもお待ちしております。